MCバトルにハマってから絶対に行くと決めていた渋谷レゲエ祭 vs 真アドレナリン 2024の現場観戦に行って参りました。とにかく刺激が多く楽しいイベントでしたが、要所要所で作り込みの甘さが目立ち、ここ最近のイベントの中ではストレスに感じられる部分が多かったです。
イベント情報
開催日:2024/2/2 (金曜日)
場所:CLUB CITTA
司会:Ace / Hide バトルMC:寿君、RAY(インフルにより欠場。リザーバーはRAM HEAD)、POWER WAVE、KENTY GROSS、KYO虎、MAKA、IKKEI、ARARE、MOL53、DOTAMA、Fuma no KTR、COCRGI WHITE、ふぁんく、Ry-lax、ID、NAIKA MC
料金:1Fスタンドファストパス ¥7,980 + 1ドリンク(現金)
判定:客判定(歓声+挙手)
優勝:Power Wave
- 16:30-1800 物販(NAIKA MC、ID、寿君、MOL53、POWER WAVE 1番人気はMOL53)
- 1800会場
- 1800-1900 DJ タイム(CHAKA 最後にサプライズでFuma no KTRのDevil’s Marchライブ)
- 1900開演(ゲストライブ→MCバトル)
- 2200終演
アーカイブを見たい方はABEMA PRIMEから
https://abema.tv/live-event/f0d96774-8cac-404e-8acc-ef162841385a
ファストパスの仕組み
これはもう少し運営として詳しく明記すべきだと思ったポイント。書き方曖昧すぎ。
- ファストパス購入者は並ばずに物販エリアに入れる。
(物販エリアへの優先入場という特典であり、物販エリアでの各MC列での待ちは通常通り) - ファスト購入者は1番~300番、一般チケット購入者は301番以降の整理番号が付与されている。
通常、チケットの購入先着順で早い整理番号が付与されるFCFS方式のため、ファストパス購入者は購入タイミングに関わらず比較的早く入場可能。先頭をゲットするためにはファストパスかつ最速でチケット購入する必要がある。 - ファストパス購入者は優先ゲートから入場できる みたいな説明もあったがそうではなく、単に最初から良い整理番号が付与されているというだけ。順番待ちはファストパスという括りではなく整理番号1番~300番という書き方になっているので注意が必要。
こんな仕組みなので、今後ファストパスがあるイベントは確実にファストパス付にしないとなと。
CLUB CITTA
アクセスは良好なため、遠征の方は品川から京急で15分~30分程度。
駅からも比較的近く、周囲に飲食店やコンビニが大量にあるので便利。
ただしスタッフがZEPP等と比べて高圧的かつ態度が悪く不愉快。
ドリンクは600円で現金のみのため不便。ドリンクの購入方法については入り口にわかりくい説明が書いてあるが、要は入り口で現金とドリンクコインを交換し、ドリンクコーナーから好きなドリンクを1つ取り、店員にコインを渡す。ドリンクコーナーが導線上にあるため、前列確保のためにドリンクを諦めたり、最後に受け取ったりする必要性がないため良い仕組み。
ただそうやって書けよ。掲示物の日本語センスない。
物販スペースはかなり狭い。KT ZEPP横浜を経験しちゃうともう戻れない。
MCバトル
今回はRAYさんの優勝を見に行ったので、欠場は非常に悲しく涙が出るわけですが、イベントとしてはハズレ試合が殆どなくかなり盛り上がる内容でした。そのうちいくつかをピックアップ。
- KENTY GROSS vs DOTAMA
謎掛けバトル最高でした。KENTY GROSSが押してましたが、DOTAMAの2バース目のアンサーの仕方、差別化といった部分で引っくり返しましたね。 - KYO虎 vs COCRGI WHITE(延長前)
KYO虎さんの嫌なところ(いい意味で)全開で良い内容でした。
あと最前列で見るお二方マジでかっこよかったです。オーラがやばい。 - NAIKAさんの2試合
試合後にも言われてましたが、物販ではあれだけ声出せてたのに…
ボロボロの喉であの試合をやりきり、なんならMOL53さんも倒して準決勝行きそうな勢いが流石。 - IKKEI vs ふぁんく
ふぁんくさんの試合は初めて観戦。一発でファンになりました。
貫禄とユーモアと全てが好きです。IKKEIさんもぶち上げてた。 - IDさんの全試合
今回満足度がめちゃ高い。高いだけに準決勝の2バース目は、急に本気出した53さんの圧に押されてましたが1バース目も結果もあり総合的には勝ち。オケはCHEHONさんの伝説の1曲で、イントロが流れた瞬間、今日1じゃないかと思えるくらいの歓声が。たまらんね~~~。
不満点
MCバトル内容は全体的によかったが、今回のイベントは作り込みが荒い。
言いたいことがめちゃめちゃ多くあるので書かせて。
- CHAKAはDJタイムに向いてない。会場の盛り上げ方にYANATAKEと天と地程の差。
会場が冷え切ってしまい、終盤からNonkeyさんを投入するもヒエッ冷え。 - 上記状態でDa Dee Mixの演奏開始。ここはいつも通り。ただ今回ちょっと曲微妙かも。
- イントロムービーを流すタイミングをミスる最悪のやらかし。
- Da Dee Mixで少し取り戻した会場の雰囲気だったが、ここでPUSHIMとRUEEDのライブ。先にちょっとでもバトルやらない?ライブ内容自体に全く不満はなくて最高だったんだけど、バトルイベントで最初にトータル1時間もライブ入れて、その後にバトルって…構成下手。ライブ前にわざわざACEとHIDEの挨拶入れたのも下手。テンポ悪い。
- HOME GROWNは雰囲気すごいがMCの合図に合わせきれてない。
これは初回ということもあってやむなしか。 - 相変わらずイベント中に次のチケット販売すんな。自宅観戦勢贔屓が過ぎる。ACEが「もうポチった?」とか会場で言ってたけど、それってイベント中にスマホいじってんの許容してるんか?
- インフル等は仕方がないとして、欠場があるならもう少し早めにアナウンスできんかな~と。当日わかったのかな?んなことないでしょ。最近わざわざ当日まで黙ってるケースがあるように思われるので、流石にそれはないだろと。特に人気MCの時だけそういう傾向があるように思われるのは気のせいか?この前のCOCRGIしかり今回のRAYしかり。
若年層向けのイベントかつ結構稼げるからとあぐらをかいているのか知らないけど、ちょっと最近のイベントの中ではダントツで不満が多いイベントであることは間違いないです。
後は誰とは言わないんですけど、最近ステージで毎回全く同じ服着てるMC…そろそろ…。
DOTAMAさんみたくコスチューム化してるとかグッズを着ている方は当然そうすべきですが、ステージ上でのカッコよさという大事なポイントを服の着回しという1点で飽きさせてくるのはちょっと…。
あとそろそろ各団体のホームページ作りましょう。
初心者がとっつきにくい閉鎖的な業界を自分たちで作っちゃってますよ。
MCメンタルの問題
KTRさん、Power Waveさん、そしてKOKの時にSAMさんも言われてましたが、MCバトルはメンタル的にかなりシンドい模様。(そりゃ晋平さんも…。)こればっかりはイベントの性質上どうしようもないんだけど、メンタル病んでバトルに出る方が減ってしまうのは悲しい限りです。
最後に
イベントの作り込みという話をメインで書きました。
MCイベントは今や大きな興行なので、今後も継続していくためには日々進化が必要です。毎回の反省点を活かし、イベントのクオリティを高めていくことは最優先事項であり、いつまでも同じ運営を続けているようであればそのうち客が離れていくんだろうなと。MCバトルという楽しいイベントが一過性の流行に留まらず、成長を続けていくためには反映してほしいことをひたすら愚痴ったので、関係者の方がもし見ていれば是非反映してほしいです。
コメント