【アナハイム遠征記①】準備編

ディズニー

ゴローズの抽選に外れた時のバックアッププランだったディズニーランド通いですが、いつの間にか人生における重要なウェイトを占めるものになってしまいました。その結果、国内では満足できなくなり、ついに海外の地へ。11月末にカリフォルニアへ行ってきました。目的地はもちろんアナハイムのディズニーリゾートです。海外ディズニーに行ったのは10年ほど前の香港ディズニーですので超絶久しぶりで、しかも今回はアメリカの本家本物。

この記事では、大興奮の一部始終を、これから行く方の参考になるようにまとめていきます。

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資金の確保

結論から申し上げると今回使った金額は30万円〜40万円でした。複数人で訪問する場合はホテル代や移動費を割り勘にできたりとスケールメリットが効き、もう少しお安くなります。また無制限に贅沢をしたりお土産を買いまくったりはせず、削れるコストは削ったつもりです。

ざっくりとした内訳は以下の通り。

  • 航空券 10万円
  • 国内移動 3万円
  • ホテル 10〜15万円
  • 現地交通費 4万円
  • ディズニーチケット+課金 6.5万円
  • 食事、お土産 3〜5万円

アメリカの物価の恐ろしさ、アジア圏と異なり長距離移動を伴うディズニー旅行ということでハードルが高く感じられるかもしれませんが、ソロで行くのであれば許容範囲と言える金額だと思います。

現地の支払い事情

基本的にすべての店舗でカードが使用できます。最近はチップもカードで支払います。自分が行った店はJCBも大丈夫でしたが、心配な方はMasterとVisaをそれぞれ1枚ずつ持っていくとよいでしょう。

現金は事前に伊神切手というショップで50ドル用意しました。
主にチップ用とパーク内でのスーベニアメダル用です。

1ドル 10枚
5ドル 6枚
10ドル 1枚

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その他の支払いは基本的に全てカードを使用しました。最近はテーブルサーブの店でもカードでチップを支払える時代になっていますので現金依存度は減っています。また少し???となるのが、テイクアウトの店で何もサービスを受けていないのに決済端末で平然とチップ要求画面が表示されること。チップはサービスの対価ですのでテイクアウトやフードコートでは不要であり、画面に表示されたとしても支払う必要はないです。ケチるつもりはないですが、ビビって払わないように。

滞在日数の検討

まずは滞在日数を決めます。カリフォルニアディズニーは「ディズニーランド・パーク」と「カリフォルニアアドベンチャー」という2つのパーク、日本のイクスピアリ相当の買い物エリアである「ダウンタウンディズニー」があります。

王道パターンとしては、LAに朝到着し、ディズニーリゾートがあるアナハイムまで移動し、ホテルに荷物を預けてダウンタウンディズニーでお土産と衣装を確保、軽くご飯食べてホテルチェックインしたら爆睡して時差対策、翌日にディズニーランド、翌々日にカリフォルニアアドベンチャーという流れです。時差計算で色々おかしくなりますが所謂3泊5日コースです。

3泊5日モデルケース

Day1出国 飛行機移動
Day1(米国。時差で同日着)アナハイムへ移動。
ダウンタウンディズニーで買い物。
時差対策のため爆睡。
Day2ディズニーランド・パーク
Day3カリフォルニアアドベンチャー
Day4ロサンゼルスへ移動、出国
Day5(日本。時差で翌日着)移動

自分は初めてのLAだったので、主要な観光地を巡りたく、1日追加して4泊6日コースが良いと考えました。結果としてかなり無茶をしたので帰国後大きく体調を崩しましたが後悔はありません。

4泊6日モデルケース

Day1飛行機移動
Day1(米国。時差で同日着)ロサンゼルス観光
アナハイムへ移動
ダウンタウンディズニー
Day2ディズニーランド・パーク
Day3カリフォルニアアドベンチャー
Day4ロサンゼルスへ移動
ロサンゼルス観光
Day5出発
Day6(日本。時差で翌日着)移動

航空券の検討、確保

大まかな必要日数が決まったら航空券を検索します。後続の話にも関わってきますが、海外旅行において大事なのは先に日程を決めるのではなく、航空券ありきでスケジュールを合わせるということです。往路と復路の組み合わせにより金額が大きく変動することもありますので、自分の希望滞在日数とフライトスケジュール、価格を天秤にかけながら理想的な組み合わせを探しましょう。

フライトの予約はざっくりGoogle Flightで検索をかけて各サイトで予約するのが王道。自分はフライトスケジュールと価格メリットからJAL系列のLCCであるZIP AIRを選択しました。成田を中心に良い路線を複数持っており、LA便は日本の昼発の現地朝着、帰国便は現地朝着の日本の昼着という理想的なフライトスケジュール。かつ結構良い評判を聞いていたので、ぜひ乗ってみたいと思った次第です。

Google Flight

✈ 与論町からの旅行
最適なフライトをすばやく見つけ、価格を追跡し、安心して予約できます

ZIP AIR

Attention Required! | Cloudflare

なお色々なサイトを見て勉強しましたが、どうやら1〜3月と9月〜11月あたりがオフシーズンらしくコストメリットが大きいです。今回は気候と航空券/ホテル価格等のバランスが良い11月末を選択しました。また3連休のある週であれば、有給3日くっつけて6連休というのが最も休みやすい方法だと思います。自分も今回の滞在日程は3連休を含めるようにしています。

今回選択したのは成田発→ロサンゼルスの便。機内食や座席指定のオプションは無しで、受託手荷物のオプションだけ追加しました。これでお値段10万円ちょっと。安すぎます。しかし自分のように関東圏に住んでいない方は新幹線等での移動が必須なので、そこは少し負担になるかな。セントレアが使えれば嬉しいのですが、コロナ以降北米便が全く無くなってしまったのが悲しいです。

有給申請

会社員にとって最も難易度高い壁、それが有給申請でしょう。幸い自分の勤務先は有給を断られることはないので申請したもの勝ちです。有給ハードルが高い企業にお務めの場合は、早め早めに上司にネゴって確実に休めるよう根回しを徹底しましょう。

ホテルの確保

ホテルは最悪どうにかなるだろうの誠心で、自分はフライト確保後、出発1ヶ月前くらいに予約しました。特に予約がいっぱいで確保できないということはなかったですが、直営ホテルを利用するつもりであれば、確実に確保するためには早めに動いたほうが良いのかもしれません。今回利用したのはカリフォルニアディズニーから徒歩圏内のHilton Anaheimです。徒歩10〜15分くらいの程よい距離で道中には深夜まで営業している薬局があるので、ちょっとした買い物にも困りません。周辺には他にもリーズナブルなホテルがあるので、距離やチャーターバスの有無等から検討してください。

ヒルトンアナハイム

Hilton Page Reference Code

ディズニー直営ホテルに泊まるという選択肢も一応検討はしたものの、正直なところ今回は候補にすら入りませんでした。理由はシンプルで、まず料金がかなり高額なこと。そして、アーリーエントリーなどの特典はあるものの、日本のように“絶対に泊まる価値がある!”というほどのメリットを感じにくいからです。さらに、アナハイムのディズニーパークは営業時間が長く、滞在中はほとんどの時間をパークで過ごすため、ホテルでゆっくり寛ぐ余裕はほぼありません。パークから戻れば疲れ切ってすぐ寝てしまうので、ホテルそのものを楽しむ機会も少なくなります。

ホテルステイを満喫したいのであれば、慣れ親しんだ舞浜でミラコスタやランホ、FSの方が満足度も高いはず。少なくとも“特別な記念旅行”のような理由がない限り、わざわざカリフォルニアで直営ホテルに泊まる必要性はあまり感じなかったというのが筆者の率直な感想です。初アナハイムならば尚更。

パッキング(荷造り)

まずは利用する航空会社の規定を確認してください。ZIP AIRの場合は機内手荷物は2つまで、合計7kgです。受託手荷物は完全有料で1つ1万円(30kgまで)というもの。出発編で書きますが、チェックイン時に重量チェックされますので注意してください。手荷物は極力軽く。

自分は受託手荷物(スーツケース)とゴローズの鹿革バッグで行きました。必要な荷物については人それぞれなので、海外旅行に不慣れな方は旅行サイト情報サイトを参考にしてください。ただしその中でも特にこれは持っていってよかった、持っていけばよかったというアイテムについて共有します。

ダンボール、プチプチ

今回知り合いに頼まれてカーズに搭乗するメーターのポップコーンケースを購入したのですが、恐ろしく貧弱で、ポキっと折れてしまいそうなとんでもない作りとなっていました。パークからホテルに持ち帰る時点で折れそうなレベル。こういったアイテムを安全に持ち帰るためにダンボールがほしかったのですが、なんと薬局で見つけたのは1箱1800円ほど。謎の笑いが込み上げてきます。結果、色々なアイテムを組み合わせて無事に持ち帰ったのですが移動中も常にドキドキで心臓に悪かったので、ぜひともスーツケースに忍び込ませておきましょう。

水、お茶(ペットボトル)

これ以前ニュースや情報サイトで見た際に死ぬほど馬鹿にしていたのですが、明日は我が身、死ぬほど節約になりました。カリフォルニアの物価は限界突破しており、水500MLで1000円以上するのは当たり前。日本から2Lのペットボトルを3本ほど持っていきましたがすべて使い切りました。インスタントヌードルを食べるにせよ、そのまま飲むにせよ、重量に余裕があるのであれば可能な限りスーツケースに詰めてください。なお位置には要注意。スーツケースの下部(タイヤ付近)に集めてください。

モバイルバッテリー

いわずもがな必須です。日本ほどではありませんが、パーク内ではアプリを多用しますので、電池がなくてアプリが使えないと楽しさ半減します。また正直1回目であれば一眼カメラ等はなしで写真も全てスマホでちょうどよいと思いますので、十分な容量のものを購入してください。ただし絶対に受託手荷物には入れないように。最近はモバイルバッテリーの爆発事故が多発しているため規制が厳しいです。

ちなみにスマホ用の充電ケーブル、アダプタも手荷物がおすすめ。ZIP AIRであれば機内にコンセントがあるのでそこからスマホやタブレットの充電が可能です。

梅干し、ユンケル等の栄養製品

まずですね、日本のコンビニで買えるカリカリ梅やはちみつ梅といったアイテムは必須です。疲れた体、アメリカの不健全な食生活で壊れた体を1粒で癒やしてくれます。これ本当に大事。まじで。苦手じゃない人は本当に持っていったほうが良い。絶対後悔しない。あとはユンケルやリポビタンみたいな栄養ドリンク、錠剤も効果的だと思います。ただし成分等によってはNGの場合もあると思うのでちゃんと確認してください。

東京ディズニーのグッズ

これね〜〜〜〜〜正直色々と判断分かれると思うんですよね。ただわかってほしいんですけど、海外ディズニーに行くのってそこそこの資金と行動力がないとできないことであって。

例えば東京ディズニーランドの日本人がアナハイム限定グッズ持ってたら、「お!!!」ってなりませんか?これがアナハイムでも同様で、「あ〜〜あのゲストのアイテムかわいい!!」と思ってよ〜〜〜く見てみたら大体TOKYO DISNEY RESORTとか書いてあるわけです。

自分は今回グッズもウェアもアナハイムで全て揃えるつもりで、オル君のぬいチャだけ持っていったのですが、明らかに東京ですよ!的なアイテムを持っていると高揚感が違います。ワンポイントでも結構。

通信手段

日本でAhamoを契約しているのですが、Ahamoは連続2週間までの海外旅行であれば追加料金不要で月30GBのデータ容量を海外でも使用できます。そのため特にSIMカードは用意しませんでした。現地に到着したらローミングをONにすれば、他の設定は不要です。掴むキャリアは場所により異なりましたが、AT&TとT-MOIBLEだったと思います。

なお今回同行者がT-MOBILE系の旅行用E-SIMを契約したのですが、電波のつかみはそちらの方が良かったです。そもそも自分がiPhone, 同行者がpixelなので端末の問題の可能性もあり一概には言えませんが、パーク内やLAの観光地で電波が弱いところでも、同行者の端末であれば普通に使えるというケースが多々あったのでAhamoが万能というわけではないと思います。それでも手続きや追加料金が全くかからないのは大きなメリットなので、Ahamo利用者は特に準備しなくてよいでしょう。

次回予告

次回はDisneyのチケット予約についてです。自分購入時に様々なサイトを参考にしたのですが、正直どれもあまり役に立ちませんでしたので、最高のマニュアルを作成して皆さんに共有できればと思います。

それでは次回もお楽しみに。

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