アナハイム遠征記も本編はこれで最終回。ホテルから空港への移動方法、チェックイン、帰国フライト等について紹介します。また今回の旅を総括し、反省点や改善点を紹介します。
LAXへ移動

いよいよ最終日の朝です。ZIP AIRのフライトは09:25発ですので、トラブルに備え06:30-07:00には空港に到着することを目標に行動しましょう。今回宿泊したHilton ロサンゼルスエアポートには無料のシャトルバスサービスがあり、LAXとホテル間を30分間隔で運行しています。乗り場はホテルエントランスを出たすぐの車止めです。ターミナルへの所要時間は5〜10分ほど。
LAXにはターミナル1〜8, そして国際線用のトム・ブラッドレー国際線ターミナル(TBIT)があり、ZIP AIRが発着するのはTBITです。TBITは「ターミナルB」と呼ばれており、バス乗車時に目的地のターミナルを聞かれますので、ターミナルBと伝えれば通じます。
チェックイン、保安検査

空港に到着後、ターミナルBの3FにあるZIP AIRのカウンターへ向かいます。パスポートを提示し搭乗券を受け取り、受託手荷物を預けます。この際、キャリーケースの機内持ち込みがあるかどうかを聞かれます。持ち込みがある場合はサイズ/重量をチェックしてチェック通過済のタグを付けるようです。日本のように身の回り品の重量チェックやタグ付けは実施されませんでした。
なお今回同行者と自分はバラバラにチケットを購入しましたが、同じタイミングでチェックインしたためか、何もリクエストはしていませんが席は隣にしてもらえました。国内もそうだったのかも。
チェックインを終えると保安検査のためエスカレーターで4Fに登ります。ペットボトル等の飲み物は保安検査の入口で廃棄する場所がありますので検査前に処分しましょう。保安検査は比較的スムーズで所要時間20分程度だったと思います。イギリスと比べると難易度は優しめですが、ラップトップやタブレットはカバンの外に出す、ブーツや上着は脱ぐ(スニーカーはOK)という方式です。
制限エリアで出発準備
保安検査を終えたら制限エリアへ移動します。
ここで買い忘れていたお土産と、機内持ち込み用の飲み物/食事を確保します。
まず飲み物ですが、給水器が複数設置されていますので、ボトルに水をチャージするのがおすすめです。売店でも水を購入可能ですが、ざっと見る限りペットボトル1本で7ドル程度しますのでご注意を。それらを購入するのであれば、機内に搭乗してからモバイルオーダーでお茶/水を購入するのが安価かつしっかり冷えたものが提供されるのでオススメです。

制限エリアは多くの店舗が07:00頃から営業しており、一部ブランド品は08:00から営業開始です。お土産屋さん、飲食含めて充実していますので、ラウンジ等に入れなくても出発までの時間を潰すのは難しくありません。自分はパンダエクスプレスで朝食を、プレタ・マンジェ(Pret a Manger)で機内持ち込み用の食べ物を確保しました。プレタ・マンジェはイギリス発祥のサンドイッチチェーンで、ここのサラダサンドイッチ的なものが本当に美味しかったです。イギリスで食べたものよりも。
搭乗〜フライト

搭乗時間になったら指定された搭乗口へ向かいます。搭乗順は優先組→制限無しというもの。エントランスが2つあり、ゾーンに関係なく好きな方にならんで、バラバラと乗り込む方式です。アメリカっぽい。搭乗したら後はひたすら時間を潰すだけ。帰国便はあまり寝ないで、事前にスマホにダウンロードしておいた映画を見て楽しみます。当然ディズニー、マーベル映画がオススメ。
日本到着は14:25分と早めなのがポイント。JAL便は11:45→16:40であり、朝は余裕がありますが遠方組にとっては帰国後の移動が辛いため、拘りがなければZIP AIRがオススメです。
入国〜税関申告〜名古屋へ移動
日本に到着したら入国手続きを済ませ、荷物の到着を待ちながらVisit Japanで税関申告用QRコードの作成準備をおこないます。こちらのアプリは誰が作ったのか、IT屋の目線であえてはっきり申し上げるととんでもないUX設計なのです。ログインするととりあえず申告ボタン的なものを探すと思いますが、そういったものは全く見つからず。実は最初に入国予定のフライトを登録しなければ税関申告ボタンが出てこない使用となっており、マニュアルを見なければそれが自然にわかる作りになっていません。ハッキリ申し上げますが完全な設計の欠陥です。国が提供するサービスとしてこのレベルとは。もし関係者の方が読んでいただいていれば大いに反省してください。

手続きを終えたらQRコードを提示し入国完了です。成田エクスプレス→東京→名古屋へ移動。到着は19:00前くらいだったと思います。JAL便だとここにプラス2時間ちょいと考えると21時すぎの到着になってしまうので、やはりZIPAIRの早朝便は偉大だとわかります。
帰国後、最初の食事は東海中心の和風ファミレス サガミで和食です。染み渡る。
お値段は税込み1700円…。アメリカなら8000円〜1万円くらいでは。
改めて日本の物価の安さと円安を実感させられるのでした。

総括

- アトラクションやパレードの予習(ネタバレ)は絶対に避けるべし。
自分は事前情報ほぼゼロで行きました。 - ディズニーホテルは本当に不要。
- LAXへの移動は遠方組はZIPAIR, 関東組はJAL推奨。
- ZIPAIRの場合、機内はタブレットが欲しい。スマホは画面が小さく目が疲れる。
- 機内はマスク着用。
- ディズニーは初回かつ次回以降来る可能性があるならダウンタウン1日+インパ2日間でちょうどよい。もう2度と来ない勢いであればインパ3日にしてパークホッパーも付けるべし。
- 東京では全く満足できない体にされてしまう覚悟を持つべし。本場はレベルが違う。
- 可能であれば独りインパは避けたほうが無難。舞浜よりもかなり浮く。
コストの問題もあって、一緒に行ってくれる恋人や友達、家族を探すハードルがかなり高そう。 - 舞浜グッズをちょろっと持っていくと別格な雰囲気が出る。
- どん兵衛、コンビニ梅最高。和食が欲しくなる。
- 入国日初日はダウンタウンディズニーでの買い物、食事、睡眠に徹するべし。睡眠不足のダメージが翌日以降にガッツリ襲って来る。初日しか睡眠チャンスはない。
- お茶/水はスーツケースに大量に詰めていくこと。あとダンボールも。
- コストは気にしたら負け。多めに40万予算あれば全然足りる。
- 事前に体力作り、健康管理は必須。
- 乗る予定のアトラクションは全て予習すること。
最後に超大事なポイントですが
絶対にもう1度行きたくなります。
自分はすでに次回の予定を考え始めています。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。ゴローズ、ディズニー、HIPHOPというジャンルが混ざったブログではありますが、その全てに関係が深いのがアメリカ旅行です。番外編という形でもう少し記事は続きますが、シリーズものとしては今回がラストです。11月に旅行に行ってから1ヶ月近くかけて少しずつ執筆してきましたが、これWDWだとどんなボリュームになるんだ…。



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