はじめに
2026年8月にZIPAIRのチャーター便を利用してフロリダ州オーランドにある世界最大のディズニーリゾートである「ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)」へ行ってきました。
日本人にとってはハードルが高く憧れの地と呼ばれるWDWの魅力を皆様に届けるとともに、少しでも旅行のハードルが下げられるよう、参考になりそうな情報を共有します。
前回の記事はこちら
エプコット
エプコット(EPCOT)はExperimental Prototype Community of Tomorrow(実験的未来都市)の略称でWDWのテーマパークのうち最も近未来的なパークです。

その特徴は名前負けしない近未来的アトラクションの数々と、ワールド・ショーケースと呼ばれる世界各国のパビリオンが並び立つこと。
何よりその中央にそびえ立つシンボルのスペースシップ・アースの圧倒的な存在感。

最初に言ってしまうと、今回訪問した4つのパークで1番好きでした。
移動

エプコットは09:00オープンのため、アーリーエントリーは08:30、その1時間前の07:30ヒルトン発のバスで移動し、エントランスに到着したのは08:20頃でした。
エプコットにはエントランスが2箇所あるのですが、今回は目的とするアトラクションの距離が近い正面エントランスを選択しました。インパしてスペースシップ・アースを超えた当たりでパスの認証を行い、自分は1番楽しみにしていたコズミック・リワインドへ、家族はテストトラックへ向かいます。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー コズミック・リワインド
おすすめ度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
子供ウケ度:N/A(別行動のため)
外待ちも中待ちも相応に長い。外待ちはところどころパラソルが設置してあるが暑い。
「Guardians of the Galaxy: Cosmic Rewind」はスペースマウンテンの超進化番アトラクション。なんとコースターの方向が360度回転する個性的な挙動が特徴のアトラクションです。ガーディアン系列のアトラクションですので、案の定ライド中に流れる曲がランダムで決まります。
自分はマーベル作品の中でガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが大好き。
キャラクターの魅力もさることながら、常にワチャワチャと全力でふざけながらも話が進む魅力的なジェームズ・ガンの表現に完全に心を奪われてしまった人間なのです。最推しはネビュラです。
そしてもう1つ、ランダムで流れる曲の中に、Earth Wind and Fireの『セプテンバー』があるということ。Septemberほどガーディアンの世界観にマッチした神曲は存在しません。何より、私は小学6年生頃からドラムを習っていたのですが、最初に演奏した曲が『セプテンバー』でした。
そのためどの曲よりも圧倒的な思い入れがあり、大好きな楽曲です。
となれば、セプテンバーを引くまで帰れま10を決行するほどの覚悟を持って並びました。

コズミックリワインドは比較的新しいアトラクションということもあり、エプコットの目玉の1つですので大混雑。アーリーを使ってもかなり待ち、乗り場に到着したのはおよそ60分後くらいでした。日中の待ち時間が70-80分だったため、よほど早くインパしない限りアーリーの恩恵は弱めでしょう。

結果はというと・・・「タラララララ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」とあのイントロが!!!!!!物欲センサー(物欲じゃないですが)全開でしたが見事に1発で引き当てましたよセプテンバー。他の曲と比較しても曲入りが完璧で、本当に最高。ガーディアンの世界観との相性も抜群。
ライドの内容もめーーーーーーーーーちゃ楽しく、もう無限に乗りたいです。セプテンバーだけで。
よく酔いやすいと言われますが、自分は全くそんな事はありませんでした。特殊な挙動のため人によっては気になるのかな?という程度で、アナハイム版スペース・マウンテンのような強烈さもありません。ライドコース自体は比較的乗りやすい内容です。

こりゃまたお土産がニクくて、ガーディアンやマーベルのグッズが大量に並ぶ中、ピーターのカセットテープなんてものがあるじゃないですが…センスの塊でしかありませんでした。

あ〜〜〜〜〜リピートしたい。リピートしたいよお…。
テストトラック
おすすめ度:★★★★★★★★★★
子供ウケ度:★★★★★★★★★★
中待ちメインで超涼しい。シングルはサクサク。

さてアトラクションが終わり外に出ると、テストトラックを終えた家族が噴水的な場所で遊んでいるではないですが!甥っ子が水で全身びしょ濡れになりながら。
おかしいな、今日は着替えなんて持ってきていないはずですが…?
まあそういうことで、まだまだ絶賛びしょ濡れさんのため、自分はシングルライダーで「Test Track」に乗車することにしました。テストトラックは3 – 3 の6人乗りのため、いかにもシングルライダー向けということもあり、0分待ちでストレート乗車できました。
これね〜〜〜〜〜〜〜良いアトラクションです。本当に。最初は近未来的な雰囲気を進みながら、最後は爆速でパークの裏を駆け抜けるスリルと技術と雰囲気と何をとっても上手く纏った満足度の高い仕上がりとなっています。
しかし素晴らしいシステムのためか、日中はシステム調整でかなり長時間止まってしまい、最終的には120分待ちとかになってしまっていたため、乗れる内に乗るのがベストです。
待ち列が比較的明るく、乗車後もそこまで暗い雰囲気ではないため甥っ子も大丈夫で、残念ながらシステム調整続きで叶わなかったのですが、退園するまで何回も「もう1回乗りたい」と言っていました。
ワールド・ショーケース
ノルウェー館:アナとエルサのフローズン・エバー・アフター
おすすめ度:★☆☆☆☆
子供ウケ度:★★★☆☆
外待ちも中待ちも相応に長いが、どっちかというと中待ち長め。

びしょ濡れ問題は何も解決していませんが、とりあえず応急処置(どんな)を施し、ワールド・ショーケースを時計回りに攻めますが、なんと入口のメキシコ館はスルー!というのも、この日実は朝からアナ雪がシステム調整に苦しんでいたのですが、ちょうど再開したばかりで待ち時間は20分!
移動している間に30分待ちまで伸びてしまいましたが、それでも通常45分待ちくらいであることを考えれば良心的な待ち時間でした。
「Frozen Ever After」は内容は東京とは大きく異なり、なんというか…物語としての纏まりや没入感が欠如したボートライドです。頼まれてもリピしたくない…というレベルで好きではありません。
ファンタジースプリングス番が圧倒的優位でボロ勝ちしてるため、よほどの理由がない限りパスでもOKです。ただし出口にあるノルウェー館のお土産が可愛いこと可愛いこと。

メキシコ館
メキシコのお土産屋もかなり素敵。しかしメキシコ館はリメンバー・ミーのモチーフが多く、つまり骸骨だらけ。甥っ子は骸骨が絶対NGであり、怖すぎて耐えられません。そのためもう少しゆっくり買い物し買ったのですが、ささっと走り抜けて終了です。グッズは可愛かった。


そのまま外でドナルドのグリーティング施設へ。めちゃかわ。15分待ちくらいでした。

メタ的な話をすると視界とか色々あるのでしょうが、サインは口の上に乗っけるスタイルです笑

中国館
なんと限定ディズニーグッズなし。スルー。

ドイツ館

ここね…お土産のシュタイフが尊い過ぎる。

このスティッチ顔つきが本当に最高。

イタリア館
これ買わずに出てこれる人おる????


アメリカ館
ランチはアメリカ館でバーベキュー、ステーキサンド、ハンバーガーです。このレストランはドリンクを注文するとアメリカらしくフリーリフィルなのですが、リフィル台に水を注ぐマシンがあり、キャストさんに聞いたところドリンクを注文していなくても水は自分の水筒に自由に入れてもOKとのことでした。
パット見分かり辛い作りで、フレーバーが4つくらい書いてあるのですが、全て普通の水です笑

お昼時で混雑していたため最初は外の席を確保していたのですが、クルーズの時と同じく、まだ片付けられていないテーブルを確保する作戦がうまく機能し、さくっと室内の席に座ることが出来ました。
ちなみに唯一納得していないのは、このバーベギュープレート的なものの右下にあるのは甘い蒸しパンのようなものなのですが、本当に、バーベキューの付け合せとして正解ですか???
日本館
三越が運営しています。ディズニー留学みたいなパンフレットを大学時代によく見ましたが、あれはここに連れてこられて働けるみたいですね。しかしディズニーグッズは無し。
各国のパビリオンでオリジナルディズニーグッズがないのは中国と日本だけです。
もう少し頑張れよ、日本。それともオリエンタルランド絡みの権利問題なのかな…?


フランス館:レミーのラタトゥユアドベンチャー
おすすめ度:★★★★★
子供ウケ度:★★★★★
屋根ありの外待ちが以外にも長い。結構暑い。
これこれこれ。「Remy’s Ratatouille Adventure」はコズミックリワインドの次に楽しみにしていたアトラクションです。先程はガーディアンが1番好きなマーベル作品と言いましたが、レミーは1番好きなピクサー作品です。
ディズニーランド・パリにも同じアトラクションがありますが、フランスに行けるのは随分と先になりそうですので、とりあえずWDW版で妥協します。

スタンバイは40分待ちですがシングルライダーも運営されていました。今回は家族で来ましたので通常待ち列で並び、およそ35分ほどで乗り場に到着しました。
キューラインで流れている説明のアニメーションが超かわいいので必見。

アトラクションは面白かったのですが、途中でシステム調整を食らい、このラストのシーンで5分くらい、いつ栓をふっとばされるのかとドキドキしながら焦らされ、案の定急に再開です。

こちらも甥っ子大絶賛で、時間に余裕があればおかわりする予定でした。待ち列は暗いところもありますが、ダークな雰囲気ではないのでセーフ判定のようです。
フランス館のお土産ショップはレミーのアトラクションから少し離れたところにありましたが、もうね〜〜〜悶絶レベルの可愛さです。フランスも出せるんだから、日本と中国も頑張れ。
こんなの反則ですよね。

この後も残りのパビリオンを回り、カチューシャの誘惑に苦しめられます。
ジャーニーイントゥザイマジネーションwithフィグメント
おすすめ度:★★★★★
子供ウケ度:★★★★★
続いては「Journey Into Imagination With Figment」へ。こちらはなんと左右開き自動ドアの入口を抜けて入る非常にレトロな雰囲気漂うアトラクションです。知育番組的な内容で、レトロな映像と、最近更新したのであろう造形物とが組み合わさった、なんとも言えない雰囲気が最高です。
アトラクションの出口にはプレイスペースがあり、フィグメントとグリーティングも楽しめちゃいます。

んでさっきから言ってる「フィグメント」って誰やねんという話ですが、エプコットを代表するオリジナルキャラクターだそうで、ありとあらゆるエプコットグッズに登場する紫のドラゴンです。

可愛いかと言われると…うーんノーコメントでお願いします。
ソアリン:アクロスアメリカ
おすすめ度:★★★★★
子供ウケ度:★★★★★
「Soarin’ Across America」はアメリカ建国250周年を記念した限定バージョンのソアリンです。なんか気持ち上映時間が長め?に感じられる(実際はほぼ同じらしいですが)ボリューミーな構成で、通常版とは違う映像が使われるため満足感が凄いです。
ただ待ち列の作り込みなんかは東京版、アナハイム版の圧勝。こちらはかなりチープです。

リビング・ウィズ・ザ・ランド
おすすめ度:★★★★★
子供ウケ度:★★★★☆
「Living with the Land」なんと野菜を育てているアトラクション(!?)
野菜を育てる実験や方式を学びながら、進むボートライドです。唯一無二で結構好き。
育てられた野菜は同じ建物内のレストランで提供されているらしいです。

こんなアトラクションが成立するのはEPCOTだけですね。15分待ち表記でしたが20分ちょっとは並んだと思います。WDWの時間表記は上振れも下振れもあるので予想が難しいです。

シーズ・ウィズ・ニモ&フレンズ
おすすめ度:★☆☆☆☆
子供ウケ度:★★☆☆☆
完全中待ちだったはず…。涼しかったはず…。
「The Seas with Nemo & Friends」一言で言えばアナハイムにある「リトル・マーメイド アンダー・ザ・シーアドベンチャー」のニモ版。ホーンテッドマンション方式のライドに乗り込み、ベルトコンベアのように運ばれながらニモ達と戯れます。が、アメリカのこのタイプのアトラクションは本当にシステム調整が多くて、乗車途中に10分近く中断させられました。辛い。
テンポが悪く、あまり楽しい体験ではありませんでした。

しかしながら出口は水族館となっており、結構な量の魚が展示されています。これを入れると5つ星まで跳ね上がるかもというくらいには充実した内容で、圧倒的な資金力を見せつけられた気分です。

どういうことやねん…。
タートル・トーク
おすすめ度:★★☆☆☆(英語わかるなら★★★☆☆)
子供ウケ度:★☆☆☆☆(待合所は★★★★★)
完全中待ちで涼しい。
「Turtle Talk With Crush」も同じ施設内にあり、日本のような作り込まれた設定は皆無。しかし待機ロビーがそもそも水族館となっており、子供が遊べるゲーム機のような端末が何台も設置されています。

会場に入ると、子供は前方で地べたに座るタイプ。大人は後方でイス。
ハイドロフォンの説明もなく、さあクラッシュとおしゃべりしましょう!!というラフなスタイルで完全に子供向け。英語仕様のクラッシュはかなり口が悪く、「dude dude」うるさい。
しかしトーク内容の本質は日本と大きく変わらず、実際にあった話としては
子供「クラッシュは沢山いる子供の中で誰が好き?」
クラッシュ「選べないなあ…じゃあ君はママかパパどっちが好きか選べる?」
子供「ママ!!!」
会場ゲラゲラみたいな感じです。どこの国も辛いよパパ。頑張れパパ。
ジャーニー・オブ・ウォーター
おすすめ度:★★★☆☆
子供ウケ度:★★★★★
待ちなしでウォークスルー。ただし途中謎のシステム調整あり。
「Journey of Water」はモアナをモチーフとしたウォークスルー型のアトラクションです。(センサーを使って)水を操れるようになっており、本気で遊べばビショビショに濡れます(またかよ)。
流石に夕方ですし勘弁してくれということでさらっと通り抜けて…終わるはずがなく2周まわりました。子供にはかなり楽しかったみたいで、是非次回は着替えを用意しておきましょう。

大人が楽しむには、ミニフォトスポットというレベル感です。雰囲気は良好。

スペースシップ・アース
おすすめ度:★★★★★
子供ウケ度:★★★★★
外待ち結構長い。暑い。
この日最後に選んだアトラクションは「Spaceship Earth」で、まさにエプコットのシンボルたるアトラクションです。これはネタバレ無しで乗ってほしいので深くは書きませんが、本当にお世辞抜きでマジで良いアトラクションなので絶対に体験してください。
そして案の定ベルトコンベア方式ですので途中で止まります…。3分くらいだったかな…。
また少しレトロなため、リニューアルも予定されているようで、今のバージョンが営業しているうちに乗り納めしておいたほうが幸せになれます。

ルミナス:シンフォニー・オブ・アス
おすすめ度:★★★★★★★★★★
子供ウケ度:N/A(先に帰宅のため)
21:00から開催されるエプコットのナイトショーこそが「Luminous The Symphony of Us」です。これびっくりするほど前情報が少なく、日本人にはあまり認知されてなさそうな印象を受けます。
実際に大半の人がファンタズミックやハッピリー・エバー・アフターを体験する中で、ルミナスを推している人は本当に少ないのです。また実はルミナスはホテルの部屋からチラ見できるのですが、他のショーに比べると規模も小さく、大したことないんだろうなあという印象でした。
その間違った認識、改めましょう。ルミナスは本当に感動する最高のショーです。
まず設計として、湖の中央に巨大なステージがあり、そこからサーチライトと噴水を駆使して幻想的な雰囲気を生み出しつつ、BGMと組み合わせ大量の花火を打ち上げます。最近のディズニーが頼りがちな、プロジェクションマッピングはありません。
ルミナスの花火は比較的コンパクトなのですが、コンパクトというのは位置が低く範囲が狭めということで、遠くから見ただけではその素晴らしさはわからないようになっているのです。

動画や写真では魅力が伝えきれないため、是非現地で直接その目に、耳に刻んでください。鑑賞場所は視界がひらけているところがオススメですが、ぐるっと1周してみたところ、日本館の前か、イタリア館の少しでっぱったエリアが人気高めでした。
最後に
今回はじめてのWDW訪問ということで毎日1パークずつ回ってみた感想として、パークとしての完成度や雰囲気、アトラクションのラインナップ等、あらゆる観点から1番好きなパークはエプコットでした。ハリウッドスタジオにはファンタズミックという武器がありますが、それはファンタズミックが素晴らしいのであって、パークとして素晴らしいかというのはまた別の話。

アーリーからルミナスまで1日歩き抜き、最後にスペースシップ・アースのライトアップを見ながら帰路につく名残惜しい時間は本当にかけがえのない思い出になりました。
あとは寝て日本へ帰るだけ。楽しいWDW旅行は実質的にここで終了です。
ああああ、また行きたいなあ。全然足らないよ。


